[ 専門的知識を身につけ、円滑な処置に繋げる]
看護師:23年目/特定行為看護師:2年目ー看護部所属
入職のきっかけ・看護師を目指した理由
Q1.看護師を目指したきっかけは何ですか?
高校生の時に尊敬する先輩が看護師を目指すと話されていて、話をしていくうちに自分も看護師を目指したいと思いました。
きっかけは先輩との話でしたが、実際に看護補助として働きながら患者様と関わり、勉強していくことで、誰かの支えになれる喜びを感じ、看護師になりました。
Q2. 数ある病院の中で、この病院を選んだ理由は?
18歳より入職し、いろんなことを学ばせていただいた病院を退職するのは辛い選択でしたが、地元が宇和島市であり地元の医療を支えることができればと考えました。
救急看護や在宅への支援など、幅広く地域に貢献できる所に魅力を感じ選択しました。
現在の仕事内容・業務について
Q3. 現在の配属部署と業務内容を教えてください。
2023年に特定行為を受講し、2024年より医師のタスクシフトを行える資格を取得しました。救急外来から病棟を横断的に対応できるように、現在は看護部に配属されています。救急対応や病棟の急変・処置などに幅広く対応しています。
また院外からの転院の受け入れ調整や院内のベットコントロールを行っています。
Q4. 仕事をしていて「やりがい」を感じる瞬間は?
資格取得後から、医師のタスクシフトとして、カニューレの交換や直接動脈穿刺による採血を実施しているが、検査結果が早く確認できることで早急な治療対応に繋げることができるようになった。また、患者様の待ち時間の短縮にも繋げることができ、「早く検査ができました」など声をかけてくださったときです。
Q5.看護師として働いていて大変だったことは?どうやって乗り越えましたか?
働いていく上で、大変なことはかなり多くありましたが、やはり患者様に直接的に関わる仕事にやりがいを感じるため、資格を取得し自身の業務に幅がでるようにしました。
取得後は院内の配置には配慮していただき、横断的に業務にあたれるようにしていただいています。
自身の目指したい看護をみつけることで、資格を取得し歩みたい看護を見つけ乗り越えてきました。
教育・後輩指導について
Q6.新人教育で大切にしていることは?
自身の経験をもとに、わかりやすい言葉で指導するように心がけています。答えを教えるのは簡単なので、そうではなく自分で考え学んでいくことに重点をおき教育や指導を実践しています。
今後の目標やキャリアについて
Q7.これからのキャリアで挑戦したいことは?
医師不足の中で患者様には治療までの待ち時間などが長くなってきています。少しでも患者様の負担が軽くなるように、自身がキャリアアップをすることで可能になるのであれば資格を取得し貢献していきたい。
当院では、療養が長くなる患者様も多いので、現在取得している資格から幅を広げ、瘻孔管理の資格取得を目指していきたいです。
これから看護師を目指す人へのメッセージ
Q8.これから看護師を目指す人に伝えたいことは?
高齢化の進む中で、医療職は必要とされる職業です。その中でも、看護師は患者様に寄り添い患者様の近くで看護ができます。「ありがとう」の一言でモチベーションも上がります。誰かの支えになりたい、人の役にたちたいと思う気持ちがあれば、看護師という職業が最適だと思います。看護師免許取得後も、さまざまなキャリアップができるので、より高度な看護を行いたいという時は、たくさんの選択肢があります。
私自身はその中で、特定行為を選択しました。専門的知識を身につけることで患者様へ安全に看護が提供でき、円滑な処置に繋げることで症状の増悪を防いでいけるよう努めていきたいと思っています。